「谷中霊園」にて創業150余年となりますお花屋さん『花重』です。地元の皆様はじめ皆々様に、ながきにわたりご愛顧いただいております。
当店は、店舗販売をはじめ、ネットでの販売を始めました。改装工事中にご迷惑をおかけしている間、できるだけご希望のお客さまに「お花」をお届けしたいという想いで走り出しました。
これからも変わらずご愛顧いただくため、「花重」はあたらしく生まれ変わります。
会社名 | 株式会社 花重本店 |
創業 | 明治3年 〈創業より150余年〉 |
住所 | 〒110-0001 東京都台東区谷中7丁目5-27 |
電話番号 | 03-5834-8729 |
FAX番号 | 03-5834-8871(24H) |
営業時間 | open 9:00-close 16:30 |
定休日 | 毎週火曜日・第4水曜日 |
事業内容 | 生花・鉢物販売、フラワーデザイン教室開催 |
谷中茶屋町(天王寺門前茶屋)と花重・フラワーデザインの歴史
谷中墓地の南側に広がる一帯は、伝統的な木造建築が多く残り、墓地の雰囲気と一体となってのどかな風情が感じられる『花重』のこのあたりは、かつて感応寺(現在の天王寺)門前の茶屋町として栄えました。
この地で明治から花屋を営む「花重」には、世の中の出来事と平行し、変化を続けてきた歴史があります。
この地は感応寺(天王寺)の広大な境内でした。境内の最南に位置する表門の門前に、元禄16年に茶屋町を開設したのがはじまりといわれています。
すぐ近くに表門の基礎が残っていることから、『花重』は表門のすぐ先に店を構えていたことがわかリます。
『花重』は、初代•関江重三郎が明治3年に生花問屋として開業し現在、創業150余年の4代続く老舗花屋です。
昭和40年頃には3代目によって事業が隆盛し、日本におけるフラワーデザインを確立させました。
フロリストの養成学校を開設して全国におよび門下生を輩出しており、国家資格「フラワー装飾技能士」の設置にも尽力し、技能者の育成にも尽くしています。
『調査・監修/特定非営利活動法人 たいとう歴史都市研究会』
文化的価値
鎌倉時代からの古刹、感応寺・天王寺を引き継ぐ谷中霊園、門前茶屋町のシンボル。
江戸東京の寺町の文化を現在、未来に引き継ぐ歴史的価値。
明治3年(1870)に創業し150余年にわたり4代続く生業継承の価値。
近代の花産業を牽引してきた、全国的にも稀有な老舗の花屋。産業史的価値。
4代目へ継承され現在へ
3代目・重三郎より4代目へ継承され、『花重』はさらなる「フラワーデザイン業界」に貢献へ。
令和2年(2021)創業150年を機に「株式会社花重本店」となりました。
現在、店主の中瀬は世界の業界にも経歴を持つフラワーアーティストとなり活躍中です。みなさまにこれからも変わらずにご利用いただけるよう、現在リニューアル後の『花重』へ想いを燃やしております。